白いレンガが素敵な青森美術館に行ってきました
夏休みを利用して、念願の青森美術館に行ってきました。
青森美術館は青木淳によって設計された建物で、青森空港から車で20分くらい走った所にあります。
駐車場に車を停めて、まず最初に出てくるこの看板。
建物の外壁と同じ白いレンガが使われていてワクワクしてきます。
看板の前の道を建物の方に近づいて行くと、おっきな庇が入館者を出迎えてくれます。
外壁には特徴的な窓とネオンサインがあります。さすがにレンガは経年劣化で黒ずんでるところがありました・・・。
館内は展示スペースが中心で撮影出来る所が少ないのですが、撮影OKのところにある階段のテクスチャーがとてもかっこいいです。
青森美術館といえばの、あおもり犬(奈良美智作)もしっかりと見れました!実際見ると迫力があります。
外に出て外から建物を見ると、この建築のコンセプトであるトレンチ(壕)に白いレンガの塊が覆いかぶさっている様子がよく分かります。掘られた地面にドカッと白いボリュームがかぶさっている様に見えました。ここのアングルはすごくダイナミックです。
青森美術館は細かいディテールに凝っているところが沢山あって見てて面白いのですが、そのひとつが外壁の出隅の納まりです。この建物ではわざわざ角に来るレンガの面を取って、レンガの厚みを感じさせない様に設計されています。そうする事でレンガがまるで紙の様に薄いものに感じる事が出来、不思議な感覚になります。
ここもダイナミックなアングルでした。天井にレンガがフラットに使われているのも、普通じゃないので不思議な感覚になります。
上写真の場所を反対から見たところ。
内部のインテリアも面白いです。
ここの空間が正方形の4面どちらを向いても同じデザインになる様に設計されています。写真の正面に窓がありますが、窓の向こう側は外ではありません。
帰り道振り返るとネオンサインが点灯されていました。
写真でうまく撮れなかったのですが、実際には全部点灯されています。白いレンガの壁に映えるブルーのネオンです。
1時間くらいで見終わると思っていたのですが、気が付いたら3時間くらいグルグルとみて回ってしまいました・・・。
設計者の細部にわたるこだわりが感じられる、見応えたっぷりの建築です。
次は冬に行ってみたいです。
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