*

ナラ材にブライワックスを塗って色を比較しました

briwax-08
こないだ飲食店を設計した時に、色んな色のブライワックスを試して比較してみました。

ブライワックスとは、

商品説明
「BRIWAX Original Wax」はヨーロッパで最も優れたワックスとして支持され続けロングセラーとなりました。現在は世界中で木工愛好家から家具製作のプロまで多くの人に愛されています。
蜜蝋や天然の植物性素材カルナウバを主原料にブレンドして作られたこのワックスは半固形で扱い易く、木材本来の自然な色・木目を生かしながら着色が出来ます。

ブライワックスの良いところは、着色と仕上げのワックスが一回で済んでしまうということと、匂いがほとんどないので、飲食店などでも使用出来る事だと思います。

今回試してみたのはナラ材の無垢フローリングです。
元々の木の色もいいのですが、もう少し濃い色にしたかったのでブライワックスで仕上げることにしました。ワックスなのでウレタン等と比べテカテカしなく、落ち着いた深みのある印象になります。

ではさっそく、

briwax-01
まずはジャコビアン(Jacobean)です。
写真より実際は明るい茶色の印象です。少しだけアッシュが入ります。ナラに比べると濃くなっています。

 

briwax-02
次はダークオーク(Dark Oak)です。
ジャコビアンと似ていますが、こちらの方が少し柔らかく明るい印象です。

 

briwax-03
次はウォルナット(Walnut)です。
今回試した中では、1番濃い色になります。焦げ茶ですね。

 

briwax-04
次はチーク(Teak)です。
少し赤みがかっています。チークは上品な印象です。

 

briwax-05
最後にアンティークマホガニー(Antique Mahogany)です。
元のナラ材の色に近いですが、やや濡れ色になります。(※画像がブレてしまってすみません)

次の写真は室内に入る自然光だけで撮影した全色並んだサンプルです。
briwax-06
左にあるのは何も塗っていないナラ材です。
上から
・アンティークマホガニー
・チーク
・ウォルナット
・ダークオーク
・ジャコビアン
です。

こう見るとナラ材に塗ったダークオークとジャコビアンはあまり差がありません。

最後に陽に当てて撮ってみました。
briwax-07
右から
・アンティークマホガニー
・チーク
・ウォルナット
・ダークオーク
・ジャコビアン
です。

陽に当てるとジャコビアンのグレーっぽさや、アンティークマホガニーの濡れ色具合がわかると思います。

お客さんと一緒に見て話し合った結果、今回はチークを採用することに決まりました。
ブライワックスは施工も簡単なので、DIYで自分で塗ることも出来ます。

ぜひ皆様も色々試して見て下さい。

 

スポンサードリンク


関連記事

塗装色でバラガンみたいなピンクを探しました。

ある物件でルイス・バラガンの建築に出てくるようなピンクの壁がいいなぁ〜ということになりました。

記事を読む

AICAメラミン化粧板の石目をサンプルで比較しました

内装ではおなじみのメラミン化粧板。水廻りや店舗の造作什器など幅広く使える万能素材。その中から石目のも

記事を読む

R不動産toolboxのショールームに少しだけ行ってきました

先日オープンしたばかりのtoolboxのショールームに行って来ました。 toolbox

記事を読む

フリーのVectorWorks用CADデータ。ベッドをサイズ別に揃えました。

突然ですが、私は普段VectorWorks(ベクターワークス)というCADを使っています。インテリア

記事を読む

【塗装編】ラーチベニヤにアサヒペンの黒い油性ペンキを塗りました

ラーチベニヤに油性のペンキで塗装してみました。 海外のドアみたいなテカテカ塗装にしたか

記事を読む

ソーホースブラケットと2X4材でデスクの脚を作りました

SAWHORSE BRACKETS(ソーホースブラケット)でテーブルの脚を作りました。

記事を読む

GALLUPでブライワックスがアウトレットセール。これが50%オフは安いです。

BRIWAX(ブライワックス)が半額になってます。 真鍮の金物や、アンティーク系の素材

記事を読む

シンプルなデザインの堀込取手、覚え書き

とってもシンプルな堀込取手です。掘込引手とも言うのでしょうか。 こういうシンプルなモノってよく

記事を読む

可愛い電球、イカツリランプを買いました。Part2

大きなイカ釣りランプを買いました。 以前こちらの記事でも紹介しましたが、今回のイカツリ

記事を読む

ワトコオイルのナチュラルをフローリングに塗りました

「英国生まれの木材用塗料」でおなじみ?のワトコオイルを塗りました。 WATCO(ワトコ)とは木

記事を読む

スポンサードリンク

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

スポンサードリンク

PAGE TOP ↑