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ナラ材にブライワックスを塗って色を比較しました

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こないだ飲食店を設計した時に、色んな色のブライワックスを試して比較してみました。

ブライワックスとは、

商品説明
「BRIWAX Original Wax」はヨーロッパで最も優れたワックスとして支持され続けロングセラーとなりました。現在は世界中で木工愛好家から家具製作のプロまで多くの人に愛されています。
蜜蝋や天然の植物性素材カルナウバを主原料にブレンドして作られたこのワックスは半固形で扱い易く、木材本来の自然な色・木目を生かしながら着色が出来ます。

ブライワックスの良いところは、着色と仕上げのワックスが一回で済んでしまうということと、匂いがほとんどないので、飲食店などでも使用出来る事だと思います。

今回試してみたのはナラ材の無垢フローリングです。
元々の木の色もいいのですが、もう少し濃い色にしたかったのでブライワックスで仕上げることにしました。ワックスなのでウレタン等と比べテカテカしなく、落ち着いた深みのある印象になります。

ではさっそく、

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まずはジャコビアン(Jacobean)です。
写真より実際は明るい茶色の印象です。少しだけアッシュが入ります。ナラに比べると濃くなっています。

 

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次はダークオーク(Dark Oak)です。
ジャコビアンと似ていますが、こちらの方が少し柔らかく明るい印象です。

 

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次はウォルナット(Walnut)です。
今回試した中では、1番濃い色になります。焦げ茶ですね。

 

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次はチーク(Teak)です。
少し赤みがかっています。チークは上品な印象です。

 

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最後にアンティークマホガニー(Antique Mahogany)です。
元のナラ材の色に近いですが、やや濡れ色になります。(※画像がブレてしまってすみません)

次の写真は室内に入る自然光だけで撮影した全色並んだサンプルです。
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左にあるのは何も塗っていないナラ材です。
上から
・アンティークマホガニー
・チーク
・ウォルナット
・ダークオーク
・ジャコビアン
です。

こう見るとナラ材に塗ったダークオークとジャコビアンはあまり差がありません。

最後に陽に当てて撮ってみました。
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右から
・アンティークマホガニー
・チーク
・ウォルナット
・ダークオーク
・ジャコビアン
です。

陽に当てるとジャコビアンのグレーっぽさや、アンティークマホガニーの濡れ色具合がわかると思います。

お客さんと一緒に見て話し合った結果、今回はチークを採用することに決まりました。
ブライワックスは施工も簡単なので、DIYで自分で塗ることも出来ます。

ぜひ皆様も色々試して見て下さい。

 

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