読書メモ『人を操る禁断の文章術』著:メンタリストDaiGo
はじめに
こんにちはフクロウのものさしです。
メンタリストDaiGoさんの『人を操る禁断の文章術』を読みましたので、その読書メモです。
この読書メモには私が読んでいて気になった箇所、本文の引用部分、私の個人的な要約も含まれます。したがって本書を批評・解説するものではありませんので、予めご了承ください。
読もうか迷っている方の一助になれば幸いです。
第1章
・目標は文章化されることでより明確になり達成しやすくなる
・心を動かす文章に共通する3つの原則
1:あれもこれもと書きすぎない
2:きれいな文章を書こうとしない
3:自分が書きたいことを書かない
コラム1 文章を名文に変える
・「成功者は夢を諦めない」→「成功者は、飢え死にしそうな時でも夢を諦めない」
・状況を想像させる言葉が入っている
第2章
原則1「あれこれ書かない」
・狙う結果を1つに絞り、あえて短い文章で相手の想像力を利用し、行動を導く
・書き方のポイントは「自分が何を伝えたいか」ではなく、「この文章を読んだとき、相手にどんな行動をして欲しいか」で考えること
・どのように書けば読み手が「それをしてもいいかな?」「ぜひそうしたい!」と思うのか、を考える
・文章を書くときに情報量を少なくすることで、読み手の想像力を利用することができる
・いちばん危険なのは、書き手であるあなたが「相手にどう行動して欲しいかわかっていないとき」
・文章を書くときのスタート地点は、「相手にどんな行動をして欲しいか」を考えること
ワンメッセージ・ワンアウトカム
・ゴールを1つに絞り、文章を書くこと
・どんな人が読むのか、読んだ後にどう行動して欲しいか想像する
・読む人に合わせて情報を調整し、行動してもらう
・「伝わる文章」よりも「したくなる文章」を書く
原則2「きれいに書かない」
・こちらが感情を抑えると、相手も抑える。読み手の感情と想像力を刺激する
・詩のような文法が乱れた文が、感情に訴える
・話しかける様に書くのもよい
原則3「自分で書かない」
・書く前に読み手を想像・想定し、刺さる言葉を見つける
・相手が読みたい内容や言葉を選び、文章を書く
・読み手の「興味」「悩み」を調べる
・相手が勝手に想像を広げる文を作る
ex.「まだ間に合います」「あなたにとって理想の美女」
第3章
トリガー1「興味」
・SNSを使ったホットリーディング(下調べ)で、相手の関心事を読む。そこを起点に文章を展開する
トリガー2「ホンネとタテマエ」
・相手のホンネ(理想)とタテマエ(現実)のギャップに、心が揺さぶられるエネルギーが詰まっている
・人は「建前を認めてほしい」という欲求がある
・建前を認め共感しながら本音に入っていく、そして必ず本音も認める・理想に気づかせて、行動したくなるスイッチを押そう
・理想の状態を自覚させ行動を促す(=買ってもらう)ための文章が、広告コピー
ex.食洗機のコピー「がんばるママの手が、悲鳴をあげています」
トリガー3「悩み」
・悩みは心を動かす強力なフック
・悩みの9割は「HARM」。これに「世代」を掛け合わせると、だいたいの悩みがわかる
・Health 健康
・Ambition 野心
・Relation 人間関係
・Money お金
・クライアントの世代を設定して悩みを想像する
トリガー4「ソントク」
・人間は得よりも損する事を恐れる
・デメリットとメリットの両面を提示すると信頼感アップ、
・順番は先にソン(デメリット)から伝えて上回るトク(メリット)で締めくくる
トリガー5「みんな一緒」
・読み手が一緒になりたいカテゴリーを見つける
・読み手が所属したいカテゴリー(憧れ)、すでに所属しているカテゴリー(共通点)につなげてメッセージを訴求する
トリガー6「認められたい」
・相手を認める言い回しを入れる
・「初めてです」「変わりました」を文章に盛り込み、承認欲求をくすぐると動いてくれる
トリガー7「あなただけの」
・あったものが規制・制限されると、欲しくなる
・自分だけの特別扱いされたがっている
第4章
テクニック1「書き出しはポジティブに」
テクニック2「何度も繰り返す」
・同じ「意味」と「感情」を言葉を変えて繰り返す事で説得力が上がる
・3回同じ言葉を使ってはいけない
テクニック3「話しかける様に書く」
・まず一人二役で会話文を書く、その後会話文を1つの文書に直すと心を動かす文書になる
テクニック4「上げて、下げて、また上げる」
・文章と相手の感情に起伏を作る事で感情を動かす
・伝えにくい話題でも伝えやすくなる
テクニック5「追伸をつける」
・最も心に残るのは追伸部分
ツァイガルニク効果
「まだ続きがある」事の方が強く記憶に残る現象。
exやり残した仕事、次回予告・ツァイガルニク効果を応用したのが「追伸」
・文書で伝えたい事が、ずっと相手の頭の中に残るのが「追伸」
気をつける2つのポイント
1:追伸の前部分できちんと話を終了させる
2:追伸の短文の中にクライマックス(テクニック4)を作り、次回につながる願望を盛り込む
コラム4「 メールは下から書こう」
・メールを書くときは最初に相手にしてもらい行動を考え、それを「追伸」に書く・「追伸」を書いてから、本文全体を書く
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